Visual C++のエラー 傾向と対策

Visual C++での開発中に遭遇するエラーについて、そのよくある原因と対策とを収集するブログです

error C2065の傾向と対策:変数の宣言忘れ or 名前空間の指定忘れかも

C++は静的型付け言語であり、変数の宣言時にその変数の型を決めてやる必要があります。例えば以下のコード #include <iostream> int main() { a = 7; std::cout << a << std::endl; return 0; } では変数aの型が指定されていないため、以下のエラーが出ます。 error C2</iostream>…

error C4700の傾向と対策:値を初期化していない変数を使っているかも

C++では変数を定義しただけではその変数の値は不定、つまり変数にどんな値が入っているかわかりません。値が不定な変数を使うのはバグの温床になるため、Visual Studioはデフォルトでこのような変数に対してエラーを出してくれます。 例えば以下のコード int…

error LNK1561の傾向と対策:main関数を忘れている or 構成の種類が誤っている かも

プロジェクトをビルドしようとしたとき、以下のエラーメッセージが出ることがあります。 error LNK1561: エントリー ポイントを定義しなければなりません。 エントリーポイントとは平たくいえばmain関数とかWinMain関数のことです。まずはmain関数を書き忘れ…

error C2143の傾向と対策:変数の定義位置がおかしいかも

Cプログラムを書いているとしょっちゅうC2143エラーに遭遇します。 error C2143: 構文エラー : ';' が '型' の前にありません。 一番多い原因は、おそらく変数の定義位置がブロック先頭にないことだと思います。 int main(void){ int a = 0; ++a; int b = 0;…

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